“Path to Innovation”は、イノベーション・コンサルティング会社i.labが運営するWEBジャーナルです。
イノベーションに関連した、アイデア創出手法やマネジメント方法、さらに、おすすめの論文や書籍について紹介します。また、注目すべき先端技術や社会事象などについても、イノベーションが発生し得る「機会」としての視点から解説していきます。
i.lab website : https://ilab-inc.jp/
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Methods
イノベーションを生み出せる人材に自分自身が育ったり、自分の部下を育てたりするためには、どのような目標を設定しておけば良いのでしょうか。東京大学i.schoolの活動を統括指揮するエグゼクティブディレクター堀井秀之教授は、イノベーションを起こせる人材になるために身につけるべき3つの要素として、モチベーション、マインドセット、スキルセットを提唱しています。今日は、そのうちのモチベーションとマインドセットについて、考えるところを紹介します。
今回は、多様性に富んだチームをリードする際に重要な「Facilitator Leadership」と「Inclusive Leadership」についてご紹介します。また、それらのリーダーシップを持った人材を育成する方法についても、Hult International Business Schoolという教育機関の事例と、ブルームバーグやユニリーバという民間企業の事例と合わせてご紹介します。
イノベーションを目的とした新規事業創出の必要性は多くの企業において広く認識されています。しかし新規事業のアイデアが継続的に創出されるような仕組みが整っている企業は多くありません。そこでi.labでは、様々な日本の大企業に対するコンサルティング・プロジェクトを通じた実践知や東京大学i.schoolでの研究で培った理論知を活かし、クライアントに最も適切な、社内での継続的な新規事業創出のための組織や仕組み、人材づくりを支援しています。その支援方法はクライアントによって様々な形をとります。例えば、2013年度下期には、ITサービス企業のSCSK株式会社(以下、「SCSK」。 http://www.scsk.jp)の社内アイデアコンテスト「イノワングランプリ」の実行支援を行いました。今回のエントリーでは、その「イノワングランプリ」の事例について紹介します。