“Path to Innovation”は、イノベーション・コンサルティング会社i.labが運営するWEBジャーナルです。
イノベーションに関連した、アイデア創出手法やマネジメント方法、さらに、おすすめの論文や書籍について紹介します。また、注目すべき先端技術や社会事象などについても、イノベーションが発生し得る「機会」としての視点から解説していきます。
i.lab website : https://ilab-inc.jp/
“Path to Innovation”は、イノベーション・コンサルティング会社i.labが運営するWEBジャーナルです。
イノベーションに関連した、アイデア創出手法やマネジメント方法、さらに、おすすめの論文や書籍について紹介します。また、注目すべき先端技術や社会事象などについても、イノベーションが発生し得る「機会」としての視点から解説していきます。
i.lab website : https://ilab-inc.jp/
Methods
イノベーションを目的とした新規事業創出の必要性は多くの企業において広く認識されています。しかし新規事業のアイデアが継続的に創出されるような仕組みが整っている企業は多くありません。そこでi.labでは、様々な日本の大企業に対するコンサルティング・プロジェクトを通じた実践知や東京大学i.schoolでの研究で培った理論知を活かし、クライアントに最も適切な、社内での継続的な新規事業創出のための組織や仕組み、人材づくりを支援しています。その支援方法はクライアントによって様々な形をとります。例えば、2013年度下期には、ITサービス企業のSCSK株式会社(以下、「SCSK」。 http://www.scsk.jp)の社内アイデアコンテスト「イノワングランプリ」の実行支援を行いました。今回のエントリーでは、その「イノワングランプリ」の事例について紹介します。
みなさん、普段お使いの銀行にはどんな印象をお持ちですか。 今回、i.labが日常的に行っているデザインやビジネスに関する先端事例研究の中から、英国の大手メガバンクであるバークレイズ銀行の事例を前編・後編の2回にわたってご紹介します。 前編では、バークレイズ銀行が人間中心デザイン(Human Centred Design=HCD)の考え方を事業経営の一つの観点として重要視し、組織の中に取り入れていったプロセスを見ていきます。
前編では、組織改革の側面にフォーカスして、英バークレイズ銀行が人間中心デザインという考え方を組織の中に取り込んでいったプロセスをご紹介しました。後編となる今回は、人間中心デザインの考え方が実際どのように事業の中で生かされたのか、そして、人間中心デザインはユーザーとバークレイズに何をもたらしたのか、ご紹介していきたいと思います。