“Path to Innovation”は、イノベーション・コンサルティング会社i.labが運営するWEBジャーナルです。
イノベーションに関連した、アイデア創出手法やマネジメント方法、さらに、おすすめの論文や書籍について紹介します。また、注目すべき先端技術や社会事象などについても、イノベーションが発生し得る「機会」としての視点から解説していきます。
i.lab website : https://ilab-inc.jp/
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Methods
イノベーションを生み出せる人材に自分自身が育ったり、自分の部下を育てたりするためには、どのような目標を設定しておけば良いのでしょうか。東京大学i.schoolの活動を統括指揮するエグゼクティブディレクター堀井秀之教授は、イノベーションを起こせる人材になるために身につけるべき3つの要素として、モチベーション、マインドセット、スキルセットを提唱しています。今日は、そのうちのモチベーションとマインドセットについて、考えるところを紹介します。
みなさん、普段お使いの銀行にはどんな印象をお持ちですか。 今回、i.labが日常的に行っているデザインやビジネスに関する先端事例研究の中から、英国の大手メガバンクであるバークレイズ銀行の事例を前編・後編の2回にわたってご紹介します。 前編では、バークレイズ銀行が人間中心デザイン(Human Centred Design=HCD)の考え方を事業経営の一つの観点として重要視し、組織の中に取り入れていったプロセスを見ていきます。
最近では、「人間中心イノベーション」の概念の中でも、「デザイン・シンキング(=デザイン思考)」と呼ばれる方法論が、製品開発のみならず事業開発の文脈でも注目を集めています。「デザイン・シンキング(=デザイン思考)」とは、アイデアを創出する方法論の一つです。ユーザーに対し、参与観察を行う事で得られるユーザー理解を起点としています。技術開発や技術調査ではなく、人側から考え始めるという点で、人間中心の調査手法と言えます。今回は、「人間中心イノベーションの調査方法」、特に生活者に焦点を当てた調査について紹介します。