“Path to Innovation”は、イノベーション・コンサルティング会社i.labが運営するWEBジャーナルです。
イノベーションに関連した、アイデア創出手法やマネジメント方法、さらに、おすすめの論文や書籍について紹介します。また、注目すべき先端技術や社会事象などについても、イノベーションが発生し得る「機会」としての視点から解説していきます。


i.lab website : https://ilab-inc.jp/
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Thoughts
i.lab マネージャー/ビジネスデザイナーの寺田です。今回はイスラエルについて紹介します。 i.labでは、イノベーション実現に向けたプロジェクトの一環として、プリンタブルセンサーコード技術研究組合(以下、PSC)に対して投資および事業開発のお手伝いをしています。PSCは2018年2月に設立された組合です。組合員企業がオープンイノベーション方式により得意分野を活かし、温度によって模様が変化する印刷可能な3次元カラーコードを開発しています。 今回、このPSCの仕事の一環として、R&Dパートナーとなるイスラエル企業の探索を目的として、2018年9月3日〜9月6日の旅程で、JETRO主催の JIIN イスラエルIoTミッションに参加しました。 本ミッションは、イスラエル企業との連携及び市場動向把握に向けた最新情報収集や現地動向把握、そしてイスラエル企業とのネットワーク構築を目的としています。 ミッションの後半にはイスラエル最大のスタートアップの祭典である「Digital Life Design (以下、DLD) Tel Aviv Innovation Festival 2018」への視察及び参加が組まれており、濃密な4日間でした。 本ミッションは一般枠とアントレプレナー枠があったのですが、PSCと私は幸運にもアントレプレナー枠に選んで頂きました。
みなさん、イノベーションと聞いて思い出すのは何でしょうか。 おそらく少なくない方々は、企業で言うとGoogleやApple、また、それに関わる製品やサービスなど思い浮かべるのではないでしょうか。日本発のものとしては、かつてSonyが生み出した音楽を持ち歩くというコンセプトの製品「ウォークマン」は、世界に衝撃を与え、確かにイノベーションの必要条件となる人々の価値観や行動を変化させました。 最近のイノベーション創出のプロセスでは、技術研究や製品開発、デザイン開発のみならず、もっと上流行程にある「音楽を持ち歩く」というような、製品やサービスの「コンセプト」そのものを生み出す、または作り替える部分に注目が集まっています。 今回は、そんなイノベーションに欠かせない「コンセプト」とは何か、なぜ今それが必須なのかについてご紹介したいと思います。
「日本の労働人口の49%が人工知能やロボット等で代替可能に」と題する野村総合研究所の記事が話題になって、一年以上が経過した。○○デザイナーといった職業は、代替可能性の低い100種の中に比較的多く存在していた印象だが、プロダクトデザイナーとしてあらためて自分の未来の働き方(人工知能との関わり方)に思いを馳せてみた。